おしらせ

2025.06.11
「もしかして気象病?梅雨だるかも?」をトップページに掲載しました。
2025.06.11
6月の休診日時を掲載しました。
2025.06.06
6月11日(水)は、保育園での健診のため14:00~16:00頃まで医師が不在となります
2025.06.04
「熱中症に気を付けよう!」をトップページに掲載しました。
2025.05.30
6月4日(水)は訪問診療のため14:40~16:00頃まで医師が不在となります。
2025.05.29
オンライン診療が変わりました! ❁CLINICS→curonへ❁
2025.05.21
5月28日(水)は訪問診療のため14:00~16:00頃まで医師が不在となります。
2025.05.15
「感染性胃腸炎の家庭内感染を防ぐためにできること」をトップページに掲載しました。
2025.05.09
院長コラムを更新しました!
2025.05.02
5月7日(水)は訪問診療のため14:40~16:00頃まで医師が不在となります。
2025.04.25
「りんご病(伝染性紅斑)ってどんな病気」をトップページに掲載しました。
2025.04.18
4月23日(水)は訪問診療のため14:00~15:30頃まで医師が不在になります。
2025.04.16
「大人も子どももはしか(麻疹)にご注意を!」をトップページに掲載しました。
2025.04.09
「百日咳に注意しましょう!」をトップページに掲載しました。
2025.04.04
院長コラムはじめました!
2025.04.03
4月16日(水)は訪問診療のため14:40~16:00頃まで医師が不在となります。
2025.03.27
4月2日(水)は訪問診療のため14:40~16:00頃まで医師が不在となります。
2025.03.11
予防接種のページに「お子様の予防接種について知ってみませんか?」を掲載しました。
2025.03.10
3月26日(水)は訪問診療のため14:00~15:30頃まで医師が不在になります。
2025.03.10
3月19日(水)は訪問診療のため14:40~16:00頃まで医師が不在となります。
2025.03.07
「3月1日(日)~3月7日(土)は「子ども予防接種週間」です!」をトップページに掲載しました。
2025.02.26
3月6日(木)は、保育園での健診のため14:30~16:00頃まで医師が不在となります。
2025.02.26
3月5日(水)は、訪問診療のため14:50~16:00頃まで医師が不在となります。
2025.02.24
2月26日(水)は、訪問診療のため14:00~15:30頃まで医師が不在となります。
2025.02.20
予約制の廃止についてのご案内をトップページに掲載しました。
2025.02.17
2月19日(水)は、訪問診療のため14:40~16:00頃まで医師が不在となります。
2025.02.03
2月5日(水)は、訪問診療のため14:40~16:00頃まで医師が不在となります。
2025.01.28
1月29日(水)は、訪問診療のため14:00~15:30頃まで医師が不在となります。
2025.01.27
「インフルエンザ予防接種ご予約受付終了のお知らせ」をトップページに掲載しました。
2025.01.23
「花粉症は早めの治療がおススメ」をトップページに掲載しました。
2025.01.20
1月22日(水)は、訪問診療のため14:40~16:00頃まで医師が不在となります。
2025.01.10
HPV(子宮頸がん)ワクチンのキャッチアップ接種の期間が延長されました!
2025.01.07
1月8日(水)は、訪問診療のため14:40~16:00頃まで医師が不在となります。
2024.12.24
12月25日(水)は、訪問診療のため14:00~15:30頃まで医師が不在となります。
2024.12.16
12月18日(水)は、訪問診療のため14:40~16:00頃まで医師が不在となります。
2024.12.09
年末年始の休診のお知らせをトップページに掲載しました。
2024.12.02
12月4日(水)は、訪問診療のため14:40~16:00頃まで医師が不在となります。
2024.11.22
11月27日(水)は、訪問診療のため14:00~15:30頃まで医師が不在となります。
2024.11.18
11月20日(水)は、訪問診療のため14:40~16:00頃まで医師が不在となります。
2024.11.05
11月6日(水)は、訪問診療のため14:40~16:00頃まで医師が不在となります。
2024.10.30
10月30日(水)は、訪問診療のため14:00~15:30頃まで医師が不在となります。
2024.10.17
10月25日(木)PMと10月31日(木)終日は、医師の学会参加のため休診とさせて頂きます。
2024.10.16
インフルエンザ・新型コロナワクチン予防接種 10/17(木)に予約開始いたします
2024.10.07
10月16日(水)は、訪問診療のため14:40~16:00頃まで医師が不在となります。
2024.10.01
10月2日(水)は、訪問診療のため14:40~16:00頃まで医師が不在となります。
2024.10.01
インフルエンザ・新型コロナワクチン予防接種ただ今準備中を掲載しました。
2024.09.20
9月26日(木)は、保育園での健診のため14:30~16:00頃まで医師が不在となります。
2024.09.20
9月25日(水)は、訪問診療のため14:00~15:30頃まで医師が不在となります。
2024.09.19
9月20日(金)は、訪問診療のため14:40~16:00頃まで医師が不在となります。
2024.09.13
「2ヶ月のお誕生日にワクチンデビューを」乳幼児予防接種のご案内を更新しました。
2024.09.10
9月は「健康増進普及月間」です!をトップページに掲載しました。
2024.09.05
HPV(子宮頸がん)ワクチンのキャッチアップ接種の期限が近づいてきいます!をトップページに掲載しました。
2024.09.04
9月4日(水)は、訪問診療のため13:40~16:00頃まで医師が不在となります。
2024.08.16
台風7号接近に伴い17時より臨時休診となります。
2024.08.01
お盆休みのお知らせを掲載しました。
2024.07.02
オンライン診療を開始致します。
2024.07.01
訪問診療について更新しました。
2024.06.20
プラセンタ注射のキャンペーンを行っております。
2024.06.04
6/17(月)は臨時休診となります。
2023.11.25
ホームページが公開されました。

6月の休診のお知らせ

6月は下記の日時を時間休診とさせて頂きます。

6月4日(水) 14:40~16:00 訪問診療のため
6月11日(水) 14:00~16:00 保育園での健診のため
6月18日(水) 14:40~16:00 訪問診療のため
6月24日(火) 14:00~15:00 常総市の乳幼児健診のため
6月25日(水) 14:00~15:30 訪問診療のため

訪問診療や健診から戻り次第での外来診療再開となります。
ご不便をおかけいたしますが、ご理解ご協力の程よろしくお願いいたします。

もしかして気象病?梅雨だるかも?


関東地方でも昨日梅雨入りしましたね。梅雨時には頭痛や肩こり、倦怠感など体調がすぐれないという方も少なくないのではないでしょうか?
もしかしたらそれはこの時期になりやすい気象病・梅雨だるかもしれません。
そこで今回は気象病・梅雨だるについて書いてみたいと思います。

●気象病・梅雨だるって?
気圧や気温、湿度などの変化によっておこる体調不良のことを言います。それらの変化により内耳のセンサーが過剰に反応してしまうことで体調不良が起こります。
天気が不安定な梅雨時や台風の時期、季節の変わり目でも起こりやすいと言われ、我慢できる程度のものから薬で対処が必要な症状まで個人差もあり症状も様々です。
関節痛や神経痛、喘息、心疾患、低血圧、リウマチなどの持病がある方は症状が悪化することもあるので注意が必要です。

●気象病の主な症状
・倦怠感や眠気
・肩こりや関節痛、神経痛の悪化
・頭痛、頭重感
・めまいや耳鳴り
・気分の浮き沈み

●気象病に負けないためのセルフケア
・朝起きたらカーテンを開け、日光を浴びる。
・規則正しい生活を送り、体内時計のリズムを保ち、自律神経の乱れを防ぐ。
・バランスの良い食事を心がける。
・カフェイン・アルコールの過剰摂取を控える。
・ストレッチなどの軽い運動を習慣づける。
・入浴で血流を良くする。
・寝る前のスマホやパソコンの使用を避ける。
・エアコンなどを活用し湿度や室温を適切に保つ。

気象病は気圧や天候が影響して体調が悪くなるものですが、周りの人にはなまけているように見えてしまうかもしれません。しかし症状には個人差があり、重いと生活に支障をきたしたり生活の質を大きく落としたりしてしまう可能性もあります。
自分の体調を振り返って、またご家族や同僚の方など、天候が悪いときだけ体調不良が起きる場合は気象病である可能性も考えてみましょう。

気になる症状がある場合には、お気軽にひかりファミリークリニックにご相談ください。
症状に応じ、漢方薬を含めたお薬の相談も可能です。
外来はもちろん、curonでのオンライン診療もご活用ください。

オンライン診療が変わりました!

いつも当院のオンライン診療をご利用頂きありがとうございます。

この度、オンライン診療のシステムが「curon」に変更になりました。
これまでご利用頂いていた「クリニクス」は5月いっぱいで利用できなくなります。

お手数ですが、今後は「curon」にご登録頂き、オンライン診療をご利用ください。
curon」アプリはGoogleplay又はAppleStoreからダウンロードできます。

オンライン診療では、お仕事が忙しい方、生活習慣病等の慢性疾患で定期通院が負担に思っている方、育児や介護で手が離せない方、急な発熱等でご来院が難しい方も、ご自宅等から診察を受けて頂けます。

気になる症状がございました、お気軽にご利用ください。
詳しくは、オンライン診療(curon)のページをご覧ください。

熱中症に気を付けよう!



そろそろ熱中症での救急搬送のニュースが聞かれるようになってきました。
真夏に発症するイメージが強いかと思いますが、身体が暑さに慣れていないこの時期も熱中症になりやすいため注意が必要です。
そこで、今回は熱中症について書いてみたいと思います。

●熱中症とは?
熱中症では、高温や多湿の環境によって、体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり体温調節機能が動かなくなったりして、様々な不調が現れます。
重度になると命に関わることもあり、日頃からの予防対策や、早期発見・早期対応が重症化を防ぐカギになります。
炎天下や高温の中での仕事や運動、レジャーなどではもちろんのこと、高温多湿の屋内でも熱中症になる例が多くみられます。
特に乳幼児や高齢者は熱中症になりやすいため注意しましょう。

●熱中症の起こりやすい状況は
・屋外での運動や作業を長時間行う
・窓を閉め切った気密性の高い部屋でエアコンをつけずに過ごす
・エンジンを切った車内
・疲労や寝不足、二日酔いなどで体調が不十分な状態
・水分補給できない状況

●熱中症の主な症状
・Ⅰ度(軽傷):足がつる、めまい、立ち眩み、頭痛、大量の発汗な
   →応急処置で対応可能
・Ⅱ度(中等症):頭痛、吐気、身体のだるさ、脱力、判断力低下など
   →病院への搬送が必要  
・Ⅲ度(重症):意識消失、意識障害、けいれん、高体温、発汗停止
    →集中治療が必要

●応急処置
・エアコンが効いている室内や、風通しの良い日陰など涼しい場所に移す。
・着ている服をできるだけ脱がせて、こもっている熱を逃がす。
・身体に水をかけたり、わきの下や太ももの付け根、首の下などを氷などをつかって冷やしたり、扇風機などで身体に風をかける。
・水分がとれそうなら、経口補水液やスポーツドリンクなど塩分の入った水分を飲む。
 (意識が朦朧としている場合、気道への誤嚥の可能性があるため注意が必要)

●必要と感じたらすぐに病院へ
熱中症と思われる症状があり、意識がなかったり、呼びかけへの反応が鈍かったりした場合はすぐに救急車の手配を。
吐気などがあり処置をしても改善しない場合、水分が取れない場合には、すぐに救急外来を受診されてください。

●救急車を呼ぶか迷ったら…
茨城県救急電話相談
 ・おとな救急電話相談(15歳以上)  #7119
 ・子ども救急電話相談(15歳未満)  #8000
 へ電話をかけて相談しましょう。

●予防のためにできること

①暑さを避ける
 ・屋外では熱い場所や直射日光を避け、なるべく日陰で過ごす。
 ・炎天下でのスポーツや遊びなど、長時間の活動を避ける。
 ・外出時は日傘や帽子を使用する。
 ・屋内でもエアコンや扇風機を使用して室温や湿度を調節する。
 ・遮光カーテン、すだれやよしずの利用、打ち水の実施。
 ・通気性や吸湿性の良い服装をする。
 ・保冷剤、ネッククーラーなどで身体を冷やす。
 ・全国の市町村で設置しているクーリングシェルターを利用する。

②適切な水分補給
 ・こまめな水分補給を行う(喉の渇きを感じた頃には脱水が進んでいる場合が多い)。
 ・水分はスポーツドリンクや経口補水液がおすすめ。大量に汗をかいたら塩分補給も意識する。
 ・コーヒーやお茶、アルコール類は利尿作用があるため水分補給に適さないので注意。


③休息をとる
 ・休憩をこまめにとりあまり身体を疲れさせすぎないようにする。
 ・とくにお子様は夢中で遊んでいると休憩しないので周囲の大人が気に掛ける。
 ・普段からバランスの良い食生活を心掛け、睡眠をしっかりとるようにする。

●お子さまを熱中症から守るために
 ・こまめに十分な水分補給を行う
 ・風通しの良い涼しい服装をさせる
 ・汗のかき方や顔色の変化を気に掛ける
 ・外遊びなどでは徐々に暑さに慣れさせる

 ・地面に近くなるほど気温が高くなるため、ベビーカーや背の小さい子どもでは特に注意

長くなってしまいましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。
これから暑さは増すばかりですが、体調の変化に気を付けながら、楽しい夏を過ごせるように準備していきましょう。

感染性胃腸炎の家庭内感染を防ぐためにできること



胃腸炎の患者様が多く来院されています。

感染性胃腸炎の場合、家庭内感染や、施設内感染が容易に発生してしまいます。

 

そこで、家庭内などでの感染を防ぐために、嘔吐物や排せつ物の処理方法をご紹介したいと思います。

おう吐してしまった際の吐しゃ物や便の処理を正しく行い家族内での感染を防ぎましょう。

 

おう吐や下痢症状はいつ起こるかわかりません。

いざその時に困らないように、処理に必要なものをバケツ等にひとまとめにしておくことをおススメします。

処理の仕方ひとつで、感染を防げることもありますが、逆に感染を広めてしまう可能性もあるのでご注意くださいね!

ここでは嘔吐物の処理について書いていきますが、下痢で汚してしまったときも同じ対応で大丈夫です。

 

というわけでまずは準備しておくもの。

     次亜塩素酸ナトリウム(ハイター、ピューラックス、ミルトンなど)

     ビニール袋2枚以上

     バケツ

     使い捨てのマスク・エプロン(又はゴミ袋)・手袋

     ペーパータオや使い捨てのタオル等

     希釈用のペットボトル

 

1.嘔吐してしまった。そんなときは感染リスクを減らすために近くにいる人を移動させると良いでしょう。

2.しっかりと換気をしながら処理をしましょう。

3.ビニール袋はバケツ等にセットし汚染物を捨てやすいように口を開けておきましょう。

4.消毒液をペットボトル等に次亜塩素酸の原液と水を加え、0.1%に希釈します。

 

それではここからは本格的に処理の開始です!

5.自分が感染しないために、マスクをつけ、使い捨ての手袋、使い捨てのエプロンをしましょう(エプロンは無ければゴミ袋で代用できます)。

6.吐しゃ物等の汚物は中央に寄せるようにふき取っていきます。乾くと粉塵になって漂い感染を広めてしまうことがあるため乾燥させないように注意が必要です。

7.吐しゃ物等の汚物を中心に半径2ⅿを消毒します。おう吐した際は目に見えない範囲までも意外と飛び散っているものなのです。

8.消毒液に浸した紙を広げるか、広げた紙に消毒液を十分に噴霧し10分ほどおいておきます。

9.ふき取った吐しゃ物や使用した紙や布などは袋に入れて消毒液をかけて口を閉める。その際、勢いよく中の空気を抜かない、汚染されている内側を触らないように注意!

もう1枚のビニール袋の中に先ほど閉めた袋を入れ、身に着けていた手袋、エプロン、マスクなども一緒に処分する。手袋・エプロン・マスクを外す際には表面(外側)を触らないように注意!袋の口を閉める際には勢いよく空気を抜かないこと、袋の内側を触らないことに注意!

10.すべての処理が終了したら石鹸で十分に手洗いをし、うがいもしましょう。

 

こう書き出してみるとちょっと大変に感じるかもしれません。

でもそのちょっとの手間をしっかりやることが、周りに感染を広めないために、自分が感染しないためには大切だったりするのです。

何でもないときに家族で1度練習してみるのも良いかもしれません。

 

それでも感染症は完全に防げるものであはりません。

自宅でいくら気を付けていても外でもらってきてしまうこともあるでしょう。

体調不良を感じたら、お気軽に当院をご活用くださいね。

院長コラム始めました!

「親が子どもと付き合う方法」(連載予定)
~楽しい家庭を作るために、子どもが成長するために~

第1回 親と子どもの「平等」について
第2回 子育ての目的

上のリンクから記事に移動できますのでぜひご覧ください。

いつも当院ホームページをご覧くださりありがとうございます。
今後も皆さんにちょっと役立つ情報発信をしていきたいと思います。

りんご病(伝染性紅斑)ってどんな病気?

ここ最近、りんご病かもしれないという受診の方がいらっしゃっています。
子どもがよくかかる感染症として知られていますが、実は大人もかかることがあります。
今日はそんなりんご病についてです。

●りんご病って?
りんご病はヒトパルボウイルスB19による感染症です。両頬がりんごの様に赤くなることからりんご病と呼ばれていますが、正式名称は伝染性紅斑といいます。
冬から春にかけて流行しやすい感染症で、4~5年周期で大きな流行を繰り返す傾向にあり、今年は流行年のようです。

●どんな症状がでるの?
感染すると1~2週間程度の潜伏期間の後、微熱、軽い咳や鼻水など風邪のような症状が現れることがありますが、まだ頬の赤みは出てきません。この時期が一番感染力の強い時期となります。
風邪のような症状が治まった数日後に両頬に湿疹が出てりんごのように赤くなります。さらに、腕や太ももなどにレース状の発疹が出ますが痒みはありません。この時期にはもう感染力はなく、発疹は1~2週間で自然に消失します。

●大人がかかると?
大人が感染すると関節痛がみられることがあり、数週間続くこともあります。
妊娠中の方(特に妊娠初期の方)が感染した場合、稀に胎児に影響を及ぼすことがあるので特に注意が必要です。

●どうやって感染するの?
りんご病の感染経路は飛沫感染と接触感染です。
ただし、発疹が現れる前が最も感染力が高く、発疹が出る頃には感染力はほとんどなくなっています。

●予防法は?
・とにかく手洗い・うがいを徹底することが大切。
・りんご病が流行している場所を避ける。
・職場や家庭内などで感染者が出た場合はマスクをして接触を極力避ける。
※一般的な消毒が効きづらいため、石鹸を使ってこまめに手を洗うことが一番です。

●診断や治療方法は?
りんご病の診断は、主に特徴的な湿疹などの症状や流行をもとに行います。迅速検査はありません。
治療としては、特別な治療薬はないため、症状に応じた対症療法を行います。

●りんご病にかかったら保育園や学校、仕事はどうする?
頬の赤みなどの発疹が出た頃には感染力がなくなっているため、頬が赤くなってりんご病と診断された場合には、元気な場合は登園・登校、出勤してもかまいません。保育園や学校の規定があることもあるので、それぞれご確認ください。

●りんご病にかかったときのケア
《感染者へのケア》
・十分な水分補給と休養をとる。
・発熱がある場合は解熱剤の使用も検討する。
・発疹が出ているときは身体を温めると発疹や痒みがひどくなることがあるので、湯船につかることは避けてぬるめのシャワーにする。
・発疹が治まっても陽にあたると再発することがあるので、発疹が治まった後も1週間ぐらいは直射日光に長時間あたることを避ける。
・妊娠中の場合は早めに産婦人科を受診し胎児への影響がないか診てもらう。
《家族などの対応》
・こまめに手洗いうがいをする。
・マスクをする。
・食器やタオルなどの共用を避ける。
・妊娠中の場合は極力接触を避ける。

どれだけ予防をしていても、かかってしまうこともあります。
気になる症状がありましたら当院をご活用ください。

大人も子どももはしか(麻疹)にご注意を!

日本国内ではしかに感染した方が相次いで確認されていますね。
県内でも4月12日に20代の女性の感染が発表され6人目となり、直近で感染が確認された一昨年の1人を既に上回っています。
身近な地域で起こってくるとご不安に感じる方も多いのではないでしょうか?
今回は、はしか(麻疹)について書いてみようと思います。 

●はしかとは?
式名称は麻疹(ましん)と言い、麻疹ウイルスによる急性の全身感染症です。

●どうやって感染するの?
感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染があります。
この中でも空気感染が一番やっかいで、感染者が咳をするとウイルスが空気中をしばらく漂い、その空気を吸い込んだり、粘膜に付着したりすることで感染します。
麻疹のウイルスは非常に小さく感染力が強く、1人あたり1214人に感染させる力をもっています。これは何とインフルエンザの10倍です。
そして空気感染は普通のマスクで防ぐことは難しく、感染者と同じ空間にいるだけで感染してしまうこともあります。

●はしかは1回かかるともうかからない?
はしかは免疫のない方が感染してしまうと90%以上が発症し、一度かかると一生免疫が続くと言われています。

●予防法は?
効果的な予防法はワクチン接種であらかじめ抗体を獲得しておくことのみとなります。
2回のワクチン接種が重要で、日本では1歳になってすぐと、小学校入学前の2回の定期接種が行われていますので、時期が来たら忘れずに早めに受けるようにしましょう。
大人の方の場合は、麻疹にかかったことのない場合やかかったことがあるか分らない場合は、母子手帳などで予防接種歴を確認してみましょう。自費になりますが、抗体があるかどうかの検査(血液検査)もあります。

●どんな症状がでるの?
①潜伏期:体にウイルスが入ってから症状が出るまで1012日と言われています。

②カタル期:38℃以上の発熱・鼻水・咳・痰など、風邪と同じような症状が出ます。頬の粘膜にコプリック班と呼ばれる白い発疹が出ることが特徴ですが、感染者全てに現れるわけではないため初期では診断が難しい病気でもあります。この時期が最も周囲への感染力が強い時期です。
③発疹期:カタル期の後に一旦熱が下がりますが、再度38℃以上の高熱になり、顔や耳の後ろあたりから赤い発疹が出始めその後全身に広がります。発疹は最初は鮮やかな赤色で、その後ボツボツと盛り上がり、発疹が合わさり、まだらな班状の湿疹になるのが特徴的です。
④回復期:解熱し、風邪症状も落ち着いてきます。発疹も引いていきますが、色素沈着がしばらく残ります。

●重症化や合併症
通常、発疹が出てきて3~4日後に解熱し徐々に症状は改善していきますが、約30%で様々な合併症がみられ、肺炎や脳炎などを起こすことがあります。特に子どもが感染した場合、気道が狭いために呼吸困難など重症化しやすく、1000人中13人は死亡するという致死率の高い感染症でもあるのです。
また、妊娠中に感染すると流産・早産・死産が3~4割の確率で起こってしまうので注意が必要です。

●治療法
はしかに効く薬は残念ながら無いため、基本的には症状に合わせてお薬を使用する対症療法を行います。

●はしかにかかったら仕事や学校はどうする?
はしか=麻疹は学校保健法の第二種感染症になっているため、解熱した後3日間は出席停止になります。

●もしかして感染した?
症状からはしかの感染が疑われる場合は、必ず保健所に連絡の上、保健所の指示に従って医療機関を受診するようお願いいたします。

 

予防の部分で麻疹に有効なワクチンについて触れましたが、当院での取り扱いはMR(麻疹・風疹混合)ワクチンです。

ただし、現在、製造メーカーの一部でのワクチン回収等の影響で、国内全体で麻疹の予防に対応するワクチンが不足しています。そのため、もし接種のご希望を頂いても現状では順番待ちとなっている状況です。ワクチン接種のご希望はお伺いいたしますが、ワクチンが届き次第での接種となり、接種まで数か月かかる可能性をご了承頂けますようお願いいたします。

百日咳に注意しましょう!

全国で百日咳の報告数が増加していますね。
感染しないために、感染させないために、手洗い、うがい、手指消毒、咳エチケット、換気など基本的な感染対策をしっかり行っていきましょう。

咳や鼻水などの風邪症状から始まる百日咳。
予防接種で防げるものではありますが、ワクチンを接種していてもかかる場合があります。
また、子どもの頃にワクチンを接種していても効果が切れてしまった大人も感染してしまいます。
特に乳幼児では重症化することもありますので注意が必要です。

百日咳は百日咳菌に感染することで引き起こされる急性の呼吸器感染症です。
咳が治まるまでに100日間と長い時間がかかることから百日咳と呼ばれています

主な感染経路は、感染している方の咳などのしぶきから感染する「飛沫感染」です。
感染力は強く、百日咳に対する免疫を持っていない集団に1人の感染者がいた場合、16~21人に感染させてしまうと言われています。

     カタル期(約2週間)
7~10日の潜伏期間の後、軽い風邪症状から始まり、徐々に咳の回数が増えて激しい咳になります。この時期では症状が風邪とほとんどかわらないため診断は難しいのですが、感染力は最も強い時期です。

     痙咳期(2~3週間)
カタル期よりもさらに咳が強くなり、コンコンと激しい咳が続いた後、ヒューっと息を吸い込む音を繰り返します。

     回復期(2~3週間)
徐々に激しい発作がなくなり、発症から2~3か月で回復します。


百日咳の咳はとても激しいので、 息ができない感じになったり、咳込みすぎて吐いてしまうこともあります。
乳幼児の場合は突然息が止まってしまうこともあるため、咳や呼吸の状態をよく観察してあげることが必要になります。

治療としては、百日咳菌には抗生剤が有効で、適した抗生剤を内服すれば、5日後には百日咳菌を周りにうつすことはなくなります。ただ、症状が改善するかどうかはその方にもより、咳が落ち着くまでには時間がかかることも少なくありません。

風邪だと思っていても、咳が激しくなっていったり、長引いているときは一度受診されることをおすすめします。早めの受診が、感染の拡大を防ぐことにつながります。

また、予防接種で百日咳にかかるリスクを80~85%程度減らせると言われていますので、感染予防のためには何より予防接種を受けておくことが重要です。
百日咳の予防につながる5種混合の予防接種は生後2ヶ月から接種可能な定期接種となっていますので、時期がきたら早めに接種しておきましょう!

当院でも小児の予防接種を行っておりますのでお気軽にご相談ください。
ワクチン接種は完全予約制でご予約を頂いてからワクチンを取り寄せているためご予約には1週間程度余裕をもってご連絡頂けますと助かります。

予防接種・プラセンタ注射のご案内

各種予防接種は、お電話またはメール・お問い合わせフォームからご予約をお願い致します。
プラセンタ注射に関しましては、ご予約不要ですので、お気軽にご来院ください。
0297-25-0135
info.hikari.fc@gmail.com

アレルギー検査のご案内

当院では花粉・植物をはじめ、食物、動物など39種類を一度に調べられる血液検査をお取り扱いしております。
アレルギーが疑われる症状がある方は健康保険での検査が可能です。
ご希望の方は、事前にお電話でご予約を頂けますと助かります。
TEL:0297-25-0135

予約制の廃止について

開院以来多くの患者様にご来院頂きありがとうございます。
当初予約優先とさせて頂いておりましたが、今後は予約制を廃止させて頂きます。

・ご来院された順で診察させて頂きます。
・発熱のある方は駐車場に到着されたらお電話を
 お願いします。

・定期受診、ワクチン接種の方はこれまで同様に
 ご予約制となります。


定期受診・ワクチン接種以外の方は受付時間内に直接ご来院ください。
14時~16時は訪問診療で医師が不在となる場合がございますので、ご来院前にホームページ等をご確認ください。
この度はご不便をおかけいたしますが、引き続きよろしくお願いいたします。

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診療時間のご案内

診療時間  火 土日祝
 午前  9:00〜12:30   11時~  〇   〇   〇   〇   / 
 午後 14:00〜18:00   〇  〇  〇  〇  〇  /
受付時間は診療時間終了の30分前までです。
14時~16時は訪問診療の為、医師が不在となることがあります。
ワクチン接種、定期受診の方はご予約制となります。

それ以外の患者様は、受付時間内に直接ご来院ください。
※発熱のある方は駐車場に到着されたらお電話をお願いいたします。

お気軽にお問い合わせ・ご来院ください。

0297-25-0135
info.hikari.fc@gmail.com

医師の紹介

ひかりファミリークリニック
院長 斎藤昌昭(さいとう まさあき)

自治医科大学卒業
小児科専門医
子どもの心相談医
地域総合小児医療認定医指導者
日本小児科学会所属
日本プライマリ・ケア学会所属

ごあいさつ
常総市水海道山田町でクリニックを開業させて頂いた
斎藤昌昭です。

私は医師になった時より「一人の人間を身体ばかりではなく、心理的、社会的な存在として総合的に診させていただきたい」と思っていました。そこで生まれた時から青年まで身体的、心理的な成長を見渡せる小児科の専門医となりました。
その後は、地域の医療機関で 30年間プライマリ・ケア医(総合診療)、かかりつけ医、家庭医として赤ちゃんから思春期の子どもたち、そして成人、ご高齢の方々のご相談に対応して参りました。
この経験を生かして診療していきたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。

お問い合わせ
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