親が子どもとつきあう方法(連載予定)

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第1回 楽しい家庭を作るために、子どもが成長するために

第1回 楽しい家庭を作るために、子どもが成長するために

ひかりファミリークリニックの斎藤昌昭です。

 今回小児科専門医として、「より良い親子関係講座」トレーナーとして、子育てについて情報発信させていただきたいと思います。
 親と子どもの関係をさらに良好にし、子どもがより良く成長していくための方法を中心に連載できればと思います。ちょっと文章が硬くなってしまいますがご容赦ください。

 現在子どもの育つ環境(主に人間関係)は良好とはいえません。そのため「不登校」、「子どもへの虐待」、「引きこもり」、「自殺」などの増加が止まりません。大人でさえ生きづらい社会の中で子どもはさらにつらい日々を過ごしています。子どもは天才なので(私はそう思っています)なんとかその環境(主に人間関係)に必死に順応し、成長していきます。しかしそれも限度があり、いろいろな身体や心の不調を訴え、最終的に「不登校」、「引きこもり」、「自殺」などの方向に追い込まれてゆくと考えます。

 子どもが人間関係を学ぶ人生の第一歩は、親子関係や他の家族との関係です。ここでの学びがその後の社会の人たちとのつきあい方に影響を与えます。そこで先ず親が現代の社会に適した子どもとのつきあい方を学び、それを良い見本として、子どもが人とのつきあい方を学んでゆくことが大切なのです。そこで毎回少しずつ子育てをしている方に向けてより良い親子関係を作るためのヒントをお知らせしてゆこうと思います。

 今回は親と子どもの「平等」についてです。「えー!平等なんてあり得ないでしょ。親の方が上に決まっていますよ。」と思われた方もいるかもしれません。しかし、人間としての価値、命の重さに上下はなく平等であることは認めていただけると思いますがいかがでしょうか?そして特に子育ての中で子どもと平等にしてほしい点があるのです。

 先ず一つ目は、親も子も同じ人間としてお互いに尊敬しあうことです。もし相手が親友であれば大切な人間であり、信頼し敬うのではないでしょうか?子どももあなたにとってかけがえのない大切な人間ですよね。無条件に大切な存在です。先ず親の方から子どもを親友と同じように信頼し、尊敬していただきたいのです。

 そしてもう一つが、親も子どももお互いに考えや感情を表現できる権利を認めることです。親ばかりが子どもに言いたいことを言い、子どもの気持ちや発言をさえぎって黙らせていないでしょうか?親が自分の考えや感情を子どもに表現できる権利があるのであれば、子どもにもその権利を認めてほしいのです。子どもの気持ちをくみ、子どもの言いたいことを聞いて、お互いを理解してゆくことが人間関係をよくする人生の第一歩です。赤ちゃんのうちから子どもの感情をくみ、その気持ちを大人が言葉で返してあげることはとても大切なことです。まずはここから始めてみたらどうでしょうか。

 以上こんな感じで情報発信していきたいと思います。育児での困りごとなどございましたらお気軽にご来院ください。

参考:「より良い親子関係講座」
    https://activeparenting.jp/               
       https://www.activeparenting.or.jp/ 

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