これは「みん(3)」「い(1)く(9)」の語呂合わせが由来。
「眠育」って何だろう?初めて聞いたという方も多いかもしれません。
元気に過ごすためにはきちんと睡眠をとることが重要、お子様の、そしてご自身やご家族の普段の睡眠について考えてみましょう。
眠育では正しい知識をつけることが大切。
そのためにもお子さまの成長段階に合ったものを、お子さまの気持ちを考えながら、健やかに眠れる環境を整える工夫が必要です。
身体に合った寝具か、温度や湿度は程よいか、周りの音はどうか、確認してみましょう。
睡眠をしっかりとることは、記憶力の向上や学力の向上につながるそうです。
幼少期の十分な睡眠がその後の健やかな脳の成長を促します。
また、睡眠には運動能力を向上させたり、成長ホルモンの分泌を促したり、ストレスや不安を軽減する効果もあるそうです。
「寝る子は育つ」という言葉がありますが、実際そのとおりなのです。
厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」において、小学生の推奨時間は9~12時間、中学・高校生の奨時間は8~10時間とされています。
睡眠時間が不足すると、幸福感や生活の質(QOL)の低下、将来の肥満リスクや抑うつ傾向が上昇するリスクもあるそうです。
そのためにも十分な睡眠時間を確保し、睡眠負債をためないことが大切です。
眠育という言葉からはお子さまに対するものと思われがちかもしれません。
とはいえ睡眠は免疫力を高め、心身をケアする働きがあるため、大人にとっても睡眠時間の確保は大切です。
十分な睡眠をとることで、毎日を活き活きと、仕事の効率アップにもつながります。
環境を整えたり色々してみたけれど眠れないなんていうこともあるかもしれません。
眠れない日々が続いて生活に影響が出るようでしたら、無理せず早めに医師に相談することも大切です。
そんなときは当院にご相談ください。
ご状態によっては精神科等の専門医にご紹介させて頂く場合もございます。
しっかり睡眠をとり、朝はカーテンを開けて朝日を浴びてすっきり。
子どもも大人も毎日を健やかに過ごしましょう!