~2月1日から28日は生活習慣病予防月間です~
間もなく2月も終わりを迎えるころとなりましたが、毎年2月は、生活習慣病に対する国民の意識向上と、健康寿命の伸長を目指すために、生活習慣病予防協会が主催する「生活習慣病予防月間」になっています。
2月を振り返ってみて、ご自身の生活習慣はいかがだったでしょうか?
2025年の強化テーマは「少酒~アルコールは少酒を心がけ、ほどほどに!~」だそうです。
生活習慣病は、食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が、発症や進行に関与する疾患群で、高血圧、高脂血症、糖尿病、痛風、COPDなどが含まれます。
お酒は少量であれば良い面もありますが、飲みすぎは健康に害を及ぼします。
生活習慣病はアルコールとの関りも多く、過度の飲酒を長く続けると、様々な病気が併発され日常生活にも影響が出てきてしまいます。
「酒は百役の長のはいえど、万病は酒よりこそ起これ」という格言もありますが、「健康日本21」によると、純アルコールに換算して1日約20gまでが望ましいそうです。
ビール中瓶500mlで20g、日本酒1合で22g、焼酎1合で50g、ハイボール350ml缶で20g、ワイングラス1杯で17g、皆さま普段の飲酒量からするといかがですか?
せっかくなら、少量を美味しくたしなみ、お酒とも身体に優しいおつきあいができたら良いですね。
休肝日を設けること、体調の悪いときや薬を飲んでいるときはアルコールの影響が出やすくなるので、飲酒を控えることも大切です。
生活習慣病になると飲料や食事にも制限が出てくることがありますので、休日に、仕事終わりに楽しみだった1杯が飲めなくなるということにならないように、飲みすぎかもと思った方はこれから量を見直してみませんか?
糖尿病や高血圧などの生活習慣病は、初期では病気として気づかないことも多いものです。
気づいたときには進行していたということが無いように、若いうちから日頃の体調や身体の些細な変化などに関心を持つことが大切です。
この機会に、飲酒に限らず、食事や運動など普段の生活を見直してみましょう。